

この問いは多くの企業の人事・育成担当がお持ちのものです。

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社員の育成が急務だが、忙しいし、 |

■課題
- 育成したい社員の上司に育成力が乏しい。
- 育成したい社員の上司が忙しくて、育成に手がまわらない。
- 各自の研鑽に任せても、自発的に学ぶ人が少ない。
- 研修は、効果の継続性にばらつきがある。
このような課題に対して、アメニモが出した一つの答えが本プログラム「OJTマネジメント」です。

1.OJTマネジメントとは?

受講者が定期的(3〜4週間)に出される実務に繋がる課題※1について、メンターのサポートを得つつ取り組むことで、学びを深め成長するプログラム。
※1:実務に繋がる課題は、組織の課題や階層・職階に応じて、柔軟に設定します。
例:戦略、マーケティング、リーダーシップ、人材育成、コミュニケーション、営業スキル 等々
※2:メンターは基本的にOJTマネジメント受講者の上司が務めます。

2.なぜOJTマネジメントなのか?【OJTマネジメントの意図】
OJTマネジメントは、以下の「学習」と「行動」のサイクルを回すことを「しくみ化」しています。
1.実務に繋がる課題のポイントを書籍や映像で学び(学習)
2.実際に実務でチャレンジを行い(行動)
3.チャレンジの結果としての学びや課題をメンターと、また、受講者同士で振り返り(学習)
4.振り返りを現場に活かす(行動)

本プログラムはこのような「自己研鑽を積み、結果を出している社員が自然と行っている成長のサイクル」をしくみ化することで、冒頭で挙げた課題を解消していきます。
- 育成したい社員の上司に育成力が乏しい。
面談や上司用のレクチャー資料というしくみの中で上司(メンター)の育成力も同時に強化します。 - 育成したい社員の上司が忙しくて、育成に手がまわらない。
プログラムとして明確な締め切りを設けることで、忙しい中でも強制力を発揮させて、育成の時間を確保させます。 - 各自の研鑽に任せても、自発的に学ぶ人が少ない。
プログラムとして強制力を発揮し、学びの機会を提供します。 - 研修は、効果が継続しない場合がある。
定期的なレポート提出や上長との面談といったしくみで取り組みの継続を促します。

3.OJTマネジメントのポイント
(1)メンター(受講者の上司)との伴走により、継続的・効率的に育成

現場での課題に期限が設定され、上司と確認する、という「しくみ」や上司からの励ましにより、途中であきらめることなく、継続的に成長することができます。
また、個人の自己研鑽では見落としてしまうポイントや、勘違いなどもメンター面談で調整し、継続的・効率的・総合的な育成を実現します。
(2)上司と受講者の信頼関係構築、そして上司自身の成長・育成力の向上も実現

OJTマネジメント期間中、受講者と上司は様々な機会で密にコミュニケーションを取ることになり、「上下のつながり」が強化されます。加えて、本プログラムでは、受講者の育成役の上司自身の学習も促すことから、上司の成長、育成力の向上も意図しています。
(3)他の受講者とのミーティングなどにより、相互研鑽を実現

各課題ごとに、受講者が学びを持ち寄り、定期的にミーティングを行うことで、相互研鑽・啓発を実現します。加えて、複数の部署にまたがった受講者の場合、横の連携の強化にもつながります。

4.それぞれの育成手法の強みと課題
OJT マネジメント | 集合研修 | OJT | 自己研鑽 | |
気づき、学び (受講者の成長) | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() 個人の姿勢に 委ねられる |
現場での行動及び継続性 (現場の成果) | ![]() | ![]() 個人の姿勢に 委ねられる | ![]() | ![]() 個人の姿勢に 委ねられる |
受講者同士の 切磋琢磨・横のつながり | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
上長との関係の強化 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
上長の育成力の向上 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |

5.OJTマネジメントの全体構成
OJTマネジメントは以下の6つのプログラムから構成されます。

※カリキュラムの一例(各テーマは3〜4週間にて完了)
No | カリキュラム テーマ | 使用教材・課題図書 (予定) | 課題メインテーマ |
1 | 理念と数字の経営力を鍛える | やればわかる やればできる MBAマネジメントブック(抜粋) | 数字の本質とは何か?あなたは何にコミットしているか? |
2 | 戦略力を鍛える | MBAマネジメントブック(抜粋) | 戦略を策定する上で大切なポイントは何か? 自社が創造する価値と顧客ニーズをつなげる仕組みとコミュニケーションとは? |
3 | マーケティング力を鍛える | スターバックス エクスペリエンス MBAマネジメントブック(抜粋) | 自社が創造する価値と顧客ニーズをつなげる仕組みとコミュニケーションとは? |
4 | 組織を作る力を鍛える | MBAマネジメントブック(抜粋) | 組織作りの重要なポイントは何か? |
5 | 人を育て活かす力を鍛える | デビルパワー エンジェルパワー MBAマネジメントブック(抜粋) | 人を育て、活かすために大切なことは何か? |
6 | リーダーシップを開発する | リーダーシップ原論 MBAマネジメントブック(抜粋) | 自らのリーダーシップのスタイルはどんなものか? |
7 | リーダーシップを発揮する | リーダーシップの旅 | あなたのリーダーとしての使命は何か? |

6.OJTマネジメントの全体の流れ
(5月開始・経営力がテーマの例)

上記例におけるアメニモのサポート内容
- メンターキックオフミーティング実施
- 受講者キックオフミーティング実施
- 各カリキュラム作成
- メンター中間ミーティング実施
- 受講者中間ミーティング
- 360°フィードバック運用
- 受講者完了ミーティング
- メンター完了ミーティング
