
組織風土調査の必要性
めまぐるしく変化しつづけるビジネス環境では、組織の成員一人ひとりが、組織の理念や方針、周囲の意図と自らの主体性を響鳴させて行動できることが重要です。
私たちは、こうした響鳴を“コーポレートレゾナンス”と名づけ、組織風土を捉える尺度として整理しました。
この尺度に基づいて設計された組織風土調査『コーポレートレゾナンス』を活用することで、組織の響鳴度=「組織力」の現状を把握することができます。
つまり、『コーポレートレゾナンス』は組織変革に有効なツールなのです。
『コーポレートレゾナンス』とは

『コーポレートレゾナンス』は、いわば「組織の健康診断ツール」です。
健康診断では「血液検査」や「X線」といった切り口で検査を行いますが、
本ツールでは組織における
「リーダーシップ」
「戦略力」
「個人活性度」
「組織力」
の4要素を切り口として調査/分析を行います。
例)
・幹部層にとって戦略は明確になっているが、メンバーには伝わっていない。
・強力なリーダーシップは示されているが、個人の価値観は尊重されておらず、社員が疲弊している。
・個人はみな楽しく働いているが、戦略が不明瞭で推進力が弱い。
方法:web調査

コーポレートレゾナンスの独自性
1.モデルの4要素

1)リーダーシップ
2)戦略力
3)個人活性度
4)組織力
の4つの要素を切り口に調査/分析を行います。
2.相関を紐解く

単純な評価点数のみではなく、各要素の相関(響鳴度)を見ることでその組織の特性や特徴をより詳細に明らかにします。
3.協働の分析プロセス

『コーポレートレゾナンス』は、「診断ツール」です。
私たちが一方的に診断して結論をご報告する「診断サービス」ではありません。調査結果をもとに組織内部の担当者と議論を重ね、組織の特性や特徴を明確化していきます。

コーポレートレゾナンス実施フロー
1.調査対象の決定
調査対象・範囲となる部署や階層を決定します

2.アナウンス
調査対象となるメンバーに調査の協力を呼びかけます

3.調査実施
Web調査を実施。通常、回答時間は15分、調査実施期間は2週間程度です

4.集計・とりまとめ
調査期間終了後、データ収集を行い、簡易レポートにまとめます

5.報告
レポートを提出し、結果を報告します
※通常パッケージはここまでで終了となります

6.分析セッション(※オプションサービス)
集計データ/レポートを基に、より詳細な分析や仮説の立案を行います

7.対策の検討(※オプションサービス)
分析結果を基に、最も効果的と考えられる対策の検討を行います

コーポレートレゾナンスの仕組み
『コーポレートレゾナンス』では、組織の理想状態を次のように定義しています。
「リーダーシップ」と「戦略」が明瞭であり、それらに個人が共鳴することにより「個人活性度」が上がること。 そして、活性化した個人同士が相互尊重しながら連動することで、優れた「組織力」が発揮される状態。
この定義に基づき、『コーポレートレゾナンス』のモデルでは、土台に「戦略力」と「リーダーシップ」、中央に「個人活性度」、頂点にその集積としての「組織力」を配置しています。
リーダーシップ

リーダーシップとは「自らの志に基づいて目的を握り、人と成果に対して意志と覚悟を持って関わるあり方」と定義しています。
どの階層の方々のリーダーシップを調査対象とするかは、把握したい組織の単位によって異なります。ご相談の上、実施いたします。
リーダーシップでは、 |
![]() |
戦略力

戦略力とは「現状の外部・内部環境(3Cの視点)をどう捉え、どんな目的のために、何をどの程度、いつ行うかを決め、実行していく力」と定義しています。
戦略力では、上記内容が十分に「明瞭」か、組織や個人にしっかり「浸透」しているかを調査します。

個人活性度

個人活性度とは「自らの志に基づいて目的を握り、人と成果に対して意志と覚悟を持って関わるあり方」と定義しています。
個人活性度では各個人の「動機づけ要因」と「衛生要因」について調査します。

組織力

組織力とは「自らの志に基づいて目的を握り、人と成果に対して意志と覚悟を持って関わるあり方」と定義しています。
組織力では、「個人と個人」「個人と組織」の関係性や「組織の状態」について調査します。 |
![]() |

質問項目例とアウトプットレポート例



価格(税込)
組織風土調査実施料(基本パッケージ) | 30万円(税別)/1組織 |
複数組織に渡る調査について | 別途ご相談させて頂きます |
分析セッション | 別途ご相談させて頂きます |
